長春天山先生の教え

 

陶芸家である、長春天山先生の教え。

激しい絵を描いても世に出れない。

修業とは反対のものを描くこと。

才能はある。

しかし、先生には習っていない。

名人からは理論を教わる。

林屋晴三師匠。

賞をもらって100パーセントに近づける。

39歳で高山に来た。

19歳で近大中退。

20年修行してから。

NHKに出た。

運が良かった。

修業とは反対のものを描くこと

これと反対のものを描く。

黒とねずみ色は使わない。

青の時代。ピカソ。

逆に反対方向。

表と反対。厚みが出る。

大人しい作品。誰もが好んで描きそうな絵を描く。

それでも売れない。

デパートで個展をした場合、売り上げノルマは500万円から1000万円。

こなさないと次はない。

才能あふれる絵と大人しい絵の中間を描く。

輪を大きくしていく。

円の大きさが才能のすべて。

ダビンチの絵と同じ。

作品が円を描く。

中国から召喚状が来た。

行ったら56されていた。

教えなかったら56すぞ。

焼き物は科学。

赤い木の葉天目。

美術年鑑に出して評価金額を得る。

120万円払って美術年鑑にカラー掲載してもらった。

アートトップ掲載。

デパートで個展をすると銀行振込。

有限会社でないと画廊に入れない。

もしくは画商を使う。

画商はいい加減な奴が多い。

食い物にされる。

税金対策にロールスロイス。

税務署に交渉して経費に認めさせる。

格好も大事。顔に書いてあるわけではない。

個展では230万円の大島紬を着ていく。

格好は自分のためではなく、人のために。

2022年。72歳。

私の絵はアメリカ向き??

赤い木の葉、7枚しか作っていない。

自分の作品の値段を維持するためには、違うスタイルのものを作る。

同じものが溢れると価格が下がる。

下手で良い。

自分は上手くないから売れないと思っている。

上手い下手で売れるなら、うまい人間はみな売れている。

上手い下手の基準はない。

芸術家は迷惑な存在。

常識から外れた人間。

自分の才能がわかって売れてくると、時間が無くなってくる。

外国の展覧会に出品する?

どこから運が開けるか?

貯めている絵が大事。

売れだすと足りなくなる。

2022,0108

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