雪が降った後、車に白い斑点が出る。正体は?

豪雪が続いて、ようやく晴れ間が見え始めた時期のことです。

気が付けば、クルマのボンネットに白い斑点がたくさん出ています。

一瞬、鳥のフンかとも思いましたが、違うようです。

サイドミラーにまで付着しています。

気持ち悪いので触る気にもなれません。

白い斑点の犯人は塩化ナトリウム、塩化カルシウム

いろいろと調べてみると、この白い斑点の正体は、融雪あるいは凍結防止のために、国道や高速道路に散布された塩化カルシウム、あるいは塩化ナトリウムとのことでした。

昔は塩化カルシウムを使うことが多かったようですが、最近では安価な中国製の塩化ナトリウムを散布することが多いようです。

カタカナで書けば塩化ナトリウムですが、化学式で表記すると「NaCl」です。

つまり「塩」です。

塩が車体に付着すると鉄でできた部分は塗装がはげたり、錆びてきたりします。

錆びた車体の自動車では、下取りに出すときも安い値段しかつきません。

沖縄県などの潮風が強い地域では、車体の錆び具合が激しいとも聞きます。

こうしたサビは、放っておくとクルマの価値が下がってしまいます。

慌てて近くのガソリンスタンドで水洗いしてもらいました。

料金は770円でした。

おかげできれいになりました。

これだけの金額でクルマの価値を保てるのでしたら安いものですね。

ところで、あなたのクルマの現在価値、知っていますか?

雪や潮風で錆びていませんか?

手遅れになる前に、一度どのくらいの価値が残っているかを調べてもらっても良いかもしれません。


気になるのが、石ハネで付いたであろう小さな傷です。

目立つキズではないないのですが、何となく気になります。

コンパウンドでこすったけれど、余計にひどくなりました。

この傷からサビが広がっていかないか、心配です。

クルマの価値というのは、すこしずつ下がっていくものなのですね。

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