三交替勤務は寿命が短い。辞めとけば良かったと後悔しないために

会社の同僚が亡くなったことを聞いた。

新聞の「お悔やみ」のページにも名前がのっていたという。

彼とは、2か月くらいだけ一緒に仕事をしたことがある。

職場では、それほど近かったわけではない。

木曜日の祝日にメシモク女のお局様と焼肉を食べに行った時に聞いた。

葬儀は既に終わっているので参列することは出来ない。

死因は心臓麻痺?

朝、家族が起きてこないので見に行ったら、布団の中で冷たくなっていたそうである。

享年44歳だったという。

過労死?であろうか。

メシモク女のお局さまが言うには「良い死に方」だという。

理由は苦しまずに死んだからだそうだ。

喪主は父親であって、嫁ではないそうだ。

理由は、数年前に離婚したからだそうだ。

子供はいったい何歳なのだろうか?

メシモク女のお局さまが言うには、あと少しだけ辛抱すれば遺産がたくさん入ったのに。。

会社に在籍中に亡くなったので、会社からも補償は出るのではないか?とのことであった。

という実に下品な話であった。

彼はヒヨコのような顔をしていたので、周囲からは「ヒナちゃん」と呼ばれていた。

人気者の愛されキャラであった。

ヒナちゃんは地元の高校を卒業した後、苛性ソーダなどの化学薬品を扱う仕事を長らくしていた。

おまけに勤務シフトは三交替である。

頑張って仕事をしていたので身体に無理が来たのであろう。

工場勤務、特に交替勤務は身体を壊して短命になりやすい。

早めに転職した方が良いのかもしれない。

三交替勤務は寿命が縮む?

再び交代勤務をすることになった。

 

写真は通勤風景。帰宅風景ではない。

五年ぶりくらい?だろうか。今日からまた交代勤務である。23時入り。今回は前回の二交替制ではなく4直2勤務の三交替である。つまり四日出勤して二日休みである。

 夜勤の時は昼から睡眠を取る必要があるため実質、1日半の休日である。通勤のための深夜の運転も要注意である。会社に行く途中でコンビニのおにぎりを買う。聞くところによるとコンビニ弁当は福島産の米を使用しているらしい。こうして肉体労働者は健康と財を失っていくのかもしれない 。

 
やはり、それで昼間は寝れない。寝れても時間的には僅かである。やはり人間の身体は昼間働いて、夜、眠るように出来ているのである。

交替勤務は早死にするという説もあるようである。

社会に搾取され、健康を害する。

そして、人事異動で数十キロの原料の袋をタンクに入れる仕事をするようになって、五日目になるか?

思えば「やりたいこと」ではなく「出来ること」を選び、この職業に就いたはずである。

しかしながら、新しい異動先にきて思うのは、この重量の原料を何十回と運ばなければならないのであるが、この作業が出来ないのである。

理由は何年か前にヘルニアを患ったからである。

腰に力が入らないのだ。

「やりたくないこと」が出来なくなった。

深層心理的には何か意味があるのか?ないのか? 

交替勤務の欠員対応

 

交代勤務で一番イヤなことが欠勤者の欠員対応です。体調不良を理由に休む人間がいると、前班と後班で4時間ずつ残業をしなければならない。

夜勤の場合は深夜0時から13時15分までである。後4時間残業である。

日勤の前4時間残業は午前4時30分から17時20分が勤務シフトになる。体調不良を理由に休んだ人間の代わりに仕事をすると、代わりに働くこちらの身体が逆におかしくなってくる。会社側は当然、見て見ぬフリである。

現場のことは現場で対応しろ、と他人事のような顔をしている。
やはり交代勤務というのは、まともな人間のやる仕事ではない。せめて日勤だけの職場に転職するべきではないか?

工場だけでなく、看護師の交替勤務についても同様であろう。
 
 

 

粉塵を肺や目に

防塵マスクが必須ではないか。

それにしても、粉塵まみれの職場である。

調べてみると、こうした粉塵の出る工場の仕事では肺を悪くする人が多いらしい。

当然であろう。

さらに工場労働者の多くは喫煙者である。

私も含めて。

粉塵と喫煙でダブルパンチである。

私はいったい何歳まで生きれるのであろうか?

 

それで粉塵の種類であるが、金属であれば鉄、アルミ、他にはプラスチック、ガラスなどがあるらしい。

もしかしたらアスベストも、こうした粉塵に含まれるのではないだろうか。

アルミの粉塵は脳にも悪いらしい。

ちなみに私は発がん性のある化学物質を取り扱っている。

仕事を終えての帰路、クルマの運転をしている時に私の場合は涙が出てくる。

これは目に入った粉塵を洗い流すための身体の自浄作用である。

酷い時には涙と眼球の痛みで眼を開けていられなくなる時もある。

 
仕事中は神経を集中しているので涙が出てくることはないのであるが、仕事が終わると気が緩むからか、涙が出るのだ。

目のアレルギーが、酷く目薬を差しても症状は一向に回復しない。

涙に粘着性が出てきて、ネチャネチャするのだ。

これも職業病の一種であろう。

また、仕事中は化学原料の粉塵を吸い込まないように防塵マスクをつけている。

それでも防塵マスクの隙間から入り込むものを多少は吸い込んでしまう。

こんな粉塵が身体に良いわけがない。

また、防塵マスクをしていると、体感温度が上がるので夏場は特に汗だくになる、

冬場でも汗だくになるのだから、夏場は想像を絶するものになる。

こうした粉塵だらけの工場で働くものは、まともに人間扱いされていない。

所詮、我々は、使い捨ての労働力である。

また、ふと思ったのであるが、こうした人体に有害な粉塵を発生させる原料で製造された商品を使用する最終消費者の健康に問題はないのであろうか?

アスベストなどは製造する工場の人間だけでなく、使用する人間の健康まで害した。

アルミや硝子、プラスチック、こうしたものを日常生活で使用している我々の健康に悪影響はないのであろうか?

交替勤務で病気になる?

昨日は深夜3時まで仕事であった。

朝、(と言っても午前10時くらいであるが、)起きると身体がバキバキである。

文字通り、身体がハリガネになった気分である。

腰をかがめることが出来ない。

例によって25キロの原材料をタンクに運ぶ仕事であった。
現場には発がん性のある原料の粉塵が飛散しているが、誰も気にするものはいない。

誰も防塵マスクをしていないのだ。

私も含めて。

 

夏場は特に暑いのでマスクなどしていられない。

マスクをすると体感温度は2度くらい上がる。

交替勤務も、今回が初めてではないのであるが、それにしても不規則な食生活である。

 夜勤や遅番シフトで入るときは、朝、昼、晩、夜、と1日4食、結果として食べることになる。

食べる量を減らせば良いのかもしれないが、調整が難しい。

体内時計が狂っているのだ。

もっとも肉体労働だから、このくらいのカロリーを摂取しないと身体が持たないのかもしれないが。

しかも食べるものはコンビニの福島産のコメを使用したオニギリやカップ麺など身体に悪そうなものばかりである。

そして、このとき、食事をするときに、ひとつ気付いたのであるが、深夜にタンパク質(肉、魚、チーズなど)を食べると、やたらと胃酸が出て、口の中まで酸っぱくなるのである。

胃薬を飲んでも良くならない。深夜に食べるものは炭水化物と野菜だけにしておくべきであろう。

さて、仕事が終わり、点滅信号だらけの国道を深夜帰宅する。

深夜になると辺鄙な場所は、信号機が青、黄、赤から、黄の点滅、赤の点滅に切り替わるのだ。

運転には注意が必要である。深夜勤務で眠かったなどという言い訳は通用しない。
昨夜も喪服?黒い服を着た男が道の真ん中を歩いていて危なかった。

そして、明け方4時くらいに帰宅する。ガレージも自宅も鍵がかかっている。まるで家族から拒絶されているようである。

この鍵を開けて家に入る。

暗い台所で軽く食べながら、酒を飲む。
 
酒でも飲まないとやってられない。

食べ終わると粉塵まみれの身体を洗うべく入浴するのであるが、風呂のボイラーの音がうるさいとの理由で、この時間帯はシャワーしか使わせてもらえない。

会社のシャワーを使うという選択肢もあるにはある。
しかし、湯がぬるいのと、過去に水虫をもらったことがあるので使いたくない。

当然、家の者は、この時間帯は熟睡中である。

夏場ならシャワーだけでも良いかもしれないが、冬場はひどい。
私の住んでいるのは沖縄のような南国ではなく、豪雪地帯の雪国である。

風呂場から上がると冷凍庫に入れられたマグロの気分だ。

こんな生活が、ずっと続くのだ。

若い時なら、良いかもしれないが、これから先、どうなるのか?病気になりそう。
40代、50代になっても、この仕事を続けれるのだろうか?

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